思春期ニキビと大人ニキビって何が違うの?
毛穴を詰まらせる原因が異なります。
まず、ニキビとは、何らかの原因で肌表面の毛穴がつまり、その内部でアクネ菌が繁殖し炎症を起こすことで発生します。その毛穴をつまらせる主な原因が、思春期ニキビと大人ニキビとでは異なることが多いです。ニキビの発生箇所も、それぞれの原因が発生しやすい場所に集中しがちです。
10代の思春期の頃は、性ホルモンや成長ホルモンの分泌が活発になり始めます。これらのホル モンが皮脂腺を刺激して皮脂が過剰に分泌されます。その皮脂が毛穴を詰まらせたり、アクネ菌が繁殖しやすくなったりすることでニキビができやすくなるのです。
これに対し、大人ニキビの原因は一つに絞れないことが多いです。ターンオーバー(肌の生まれ変わりのサイクル)の乱れにより古い角質が肌にたまり、毛穴をふさぐことで炎症を起こすことが多いとされています。ターンオーバーの乱れには生活習慣や化粧品の刺激、ストレスによるホルモンバランスの乱れなど様々な要素が影響します。この大人ニキビの治療のためにはできてしまったニキビの炎症を抑えるとともに、生活習慣や食生活の見直しが必須となります。思春期ニキビができたら?
顔の目立つ場所に大きなニキビができてしまうととても気になりますが
ニキビの成長段階って?
ニキビの見た目は様々ですが、ある程度成長段階と原因を予測することができます。